ホタテ

本の感想など

『階段途中のビックノイズ』

前回に引き続き青春ものを紹介したいと思います。

今回も高校生の部活を題材にしたものです。

 

その部活は軽音!!!!けいおんっ!!!!

 

 

ミュージックっ!!!!イエェェェエエイ!!

 

 

 

ジャーーーーーースティス!!!!!!

 

学校という規則にしばられた、不自由な空間で大人たちを相手にもがく高校生の姿が描かれている。彼らに与えられたのは部段。部室代わりの階段である。

この狭くてむさ苦しい場所で築かれる青春物語

階段の途中で鳴らされる大きな音

その音に背中を押される少年たち

欲望に満ちた少年団である。

 

規則の犬となった大人たちをぶっ倒せ。校舎の窓ガラスを金属バットで叩いて回れ(そんなシーンはない)!!

 

はちゃめちゃな青春に浸りたい方ぜひ読んでみてください。